第197回研究朝食会

●日時 2019年5月22日(水)午前7:45~9:30
●会場 ホテルオークラ東京 別館2階(メイプルーム)
●テーマ 「技術革新と今後の日本経済」

●スピーカー
東京大学大学院経済学研究科教授・経済財政諮問会議 民間議員
柳川 範之

●コメンテーター
新時代戦略研究所 理事長 梅田一郎

 政府は「経済財政運営と改革の基本方針2019」(骨太方針)に向けて議論をスタートさせた。
目玉の政策として、行政サービスの電子化によるデジタル政府の推進を掲げている。個人や中小企業の手続きの簡素化を図り、生産性の改善につなげることが目的である。夏に参議院選挙が控えているため、社会保障の給付・負担の見直しなど賛否の分かれる難題は先送りされる見通しが高い。

デジタル政府推進の具体策は、マイナンバーカードを普及させ、税や社会保険などの手続きの電子化を拡大する取り組みである。1割強にとどまる普及率を引き上げるため、21年3月にマイナンバーカードを健康保険証として利用可能にする。マイナンバーカードに搭載するICチップがデジタル化を促進する起爆剤となる。

AIやIoTをはじめとしたイノベーションが産業に与えるインパクトは大きく、成長力を高め、日本経済を押し上げる。イノベーションによって医療が高度化すると、健康で元気に働ける人材が増える。まさに人生100年時代の実現にはイノベーションが不可欠となる。

5月のINES研究朝食会では、東京大学大学院経済学研究科教授の柳川範之先生をお招きして、イノベーションと今後の日本経済に関してお話を伺う。柳川先生は多くの政府審議会の委員を務め、今年より経済財政諮問会議の民間議員としても活躍している。

一般社団法人 新時代戦略研究所(INES)代表取締役 朝井 淳太
(Tel 03-6225-0016 / Fax 03-6225-0174)
〒105-0001東京都港区虎ノ門3-6-2 第2秋山ビルディング6階

お申し込みはこちら

PAGE TOP